Title : 煌 Author : Tat 二人よく出かけた街に 一人で行ってみたよ ふとした瞬間 なつかしい匂いに包まれる ハッとして振り返っても 影はもう 見えない 涙あふれるような言葉が 心潤してゆく それは雪のような光を キラリ放つのでしょう 暖かな日差しを浴びながら 軽やかに舞う姿は あなたを映しているようで 僕を惑わすキラメキ 土砂降りの雨に打たれながら 一人きり家路に向かう 悲しみなどとうに忘れたはずなのに この恋しさは ぎゅっと僕の胸をつかみ 決して放さない 涙あふれるような言葉が 心潤してゆく それは雪のような光を キラリ放つのでしょう 鮮やかに色を変えながら 季節はまわり続けていく もう一度めぐり合えた瞬間に 瞳から落ちるキラメキ 涙あふれるような言葉が 心を潤して 変わることのないものがあると信じたくなる 雪さえも暖かく 僕たちを包んでくれる 悲しみを癒せるのは あなただけが持つキラメキ